マンUではなぜ出番増えず? ウルグアイ代表では主力なのにマンUでは“280分”出場のみの若きドリブラー

ニカラグア戦にも出場したペリストリ photo/Getty Images

先に強豪ウルグアイ代表でブレイク

クラブと代表で起用法が大きく異なる若手も珍しいかもしれない。

ウルグアイ代表で主力の1人となっているのが、マンチェスター・ユナイテッドに所属するFWファクンド・ペリストリ(21)だ。

ウルグアイは今月15日にニカラグアと親善試合を行い、そこでもペリストリはフル出場から2アシストを記録。チームの4-1勝利に貢献した。

ペリストリは昨年のワールドカップ・カタール大会でもグループステージ3試合に出場しており、21歳ながらA代表キャップ数は12を数える。

ただ、所属するマンUでは通算10試合しか出場していない。今季もほとんど出番はなく、280分間のみのプレイで終わっている。

クラブと代表で評価が異なる選手もいるが、ウルグアイはワールドカップ常連の強豪国だ。クラブでほとんど出番を得ていない選手がタレント揃いであるウルグアイ代表のスタメンに入っているのは少々珍しい。

マンUのサポーターとしては、クラブでもペリストリにもう少しチャンスを与えてほしいと考えることだろう。今回のニカラグア戦後にも、サポーターから来季は出番を増やすべきとの意見がSNS上で挙がっている。

「ユナイテッドはペリストリをベンチに置き続け、代わりにベグホルストを起用しているというのに」

「彼をメッシと重ねたのは個人的に2度目」

右のウイングを主戦場とするペリストリは積極的な仕掛けを武器としている。なかなか波に乗れていないジェイドン・サンチョ、アントニーといった選手たちのことを考えると、ペリストリのチャンスを増やすのも悪くないはずだ。先にウルグアイ代表でブレイクする構図となっているが、来季ペリストリはクラブでも結果を残せるか。

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