アメリカとメキシコの実力差がついてきた? メキシコ衝撃の0-3敗北に「今やカナダがアメリカ最大のライバル」

メキシコを粉砕したアメリカ代表 photo/Getty Images

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最近はアメリカが勝ち切るケースも

欧州ではUEFAネーションズリーグが佳境を迎えているが、ネーションズリーグで盛り上がっているのは欧州だけではない。

16日には北中米でもCONCACAFネーションズリーグ準決勝が行われたのだが、ここ最近の北中米は勢力図に変化が起きている。

ワールドカップでもベスト16の常連だったメキシコ代表に対し、アメリカ代表とカナダ代表が勝ち切るケースが増えてきたのだ。
今回の準決勝ではアメリカがメキシコと激突し、結果は3-0でアメリカが勝利。もう一方のカードではカナダがパナマを撃破しており、19日にカナダVSアメリカの決勝が行われる予定だ。

アメリカは前回2021年のネーションズリーグ決勝でもメキシコを3-2で撃破しており、同年のゴールドカップ決勝でも1-0、昨年のワールドカップ北中米予選でもメキシコとは1勝1分の成績を残している。

このことから、SNS上では「今やカナダがアメリカ最大のライバルだ」、「アメリカの方がはるかに優れている」といった意見も出ている。メキシコは昨年のカタール大会でもグループステージ敗退に終わっており、やや力が落ちてきたのではとの見方もある。

カナダが力をつけたのも特長的で、カタール大会北中米予選はカナダがグループ首位でワールドカップ行きを決めている。

ネーションズリーグの重要性をどう考えるかはそれぞれだが、メキシコとしてはライバルのアメリカに0-3のスコアで敗れたのは屈辱だろう。アメリカ、カナダ、メキシコはワールドカップ2026年大会のホスト国でもあり、戦力強化へ動いている最中だ。その中で勢力図が変わる可能性もあるが、アメリカとカナダがリードしていく形となるのだろうか。

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