「延長戦では無敵」 日本もPK戦でやられたクロアチアの異常な勝負強さの不思議

ネーションズリーグ準決勝では延長でオランダを撃破 photo/Getty Images

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120分の戦いでも足が止まらない

昨年のワールドカップ・カタール大会・ベスト16では日本代表もPK戦の末敗れてしまったが、クロアチア代表はとにかく延長戦に強い。

今月14日に行われたネーションズリーグ準決勝のオランダ戦も延長戦までもつれたが、ここでも華麗に4-2で勝利。クロアチアには独特な粘り強さがあり、120分の戦いでも足が止まらない。

昨年のカタール大会でもベスト16の日本戦、ベスト8のブラジル戦はPK戦の末に制しており、PK戦の強さも伝統と言っていい。
スペイン『Mundo Deportivo』はクロアチアについて「延長戦で無敵」と絶賛する。

EURO2020のベスト16ではスペインに延長戦の末敗れているが、2018年のワールドカップ・ロシア大会ではベスト16のデンマーク戦、ベスト8のロシア戦、ベスト4のイングランド戦を延長戦の末に制しており、直近7つの延長戦では驚異の6勝だ。

のらりくらりと相手の強みを消しながら90分を戦い、PK戦を含めた総力戦で勝ち切るところに今のクロアチアの強さがある。このタフさは各代表チームが見習うべきもので、クロアチアは倒すのがかなり難しいチームに仕上がっている。

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