華麗なバイシクル弾から息の合ったセレブレーションも…… パナマ代表を襲った悲劇

列車を作って喜びを分かち合うパナマの選手たち photo/Getty Images

VARによって取り消し

パナマ代表は19日、CONCACAFネイションズリーグ・ファイナルズの3位決定戦でメキシコ代表と対戦した。

開始早々の4分に先制点を許し、苦しい状況となってしまったパナマ。1点ビハインドで試合を折り返すこととなったが、後半の立ち上がりにチャンスを迎える。

55分、右サイドの敵陣中央でFKを得ると、デザインされたセップレイからチームのキャプテンを務めるMFアニバル・ゴドイが華麗なバイシクルシュートをゴールに突き刺す。テンションが上がったゴドイは、チームメイトを呼びながらそのままコーナーフラッグ付近まで走り寄り、9人で“列車”を作るパフォーマンスを披露して同点弾の喜びを分かち合った。

しかし、息の合ったセレブレーションの直後、彼らを天国から地獄へ叩き落とした。なんと、VARによってオフサイドであることが判明し、無情にもこのスーパーゴールは取り消されてしまったのだ。その後、パナマはメキシコ相手にゴールを奪うことができず、0-1で敗戦を喫している。

ゴール後に披露する選手たちのセレブレーションも、サッカーを見る上での醍醐味のひとつだ。パナマは最後までやり切ってみせたが、VARの導入によって、昨今ではやや披露しづらくなってしまっているのも事実だろう。


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