9月に日本と対戦するドイツは深刻な危機? 「攻撃は支離滅裂でプランが見えない」

コロンビア代表にも敗れたドイツ photo/Getty Images

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今月の親善試合は2連敗

ドイツ代表は深刻な事態に陥っているのだろうか。16日にポーランド代表との親善試合を0-1で落としたドイツは、20日に行われたコロンビア戦も0-2で落としてしまった。

どちらも親善試合であり、ポーランドとコロンビアも力はあるチームだ。しかし、目の肥えたドイツのサッカーファンが納得するはずはない。自国開催となる来年のEURO2024へドイツに求められるのは勝利だけだ。

特に今回のコロンビア戦は90分を通してシュートが僅か4本と少なく、そのうち枠内に飛んだのは1本のみと寂しい。
そんなドイツの敗戦について、独『Bavarian Footballworks』はプランが見えないとバッサリ切り捨てている。

「攻撃は完全に支離滅裂で、文字通りプランが見えない。攻撃に調和した部分はなく、断片的なものばかりだ。プレスに関しても、チームは怠けていた。まったくプレスをかけないドイツ代表を見たことがないが、このチームはまさにそうだった。90分を通し、コロンビアの守備陣はドイツのアタッカーがプレスにくる気配を感じなかったはずだ」

ドイツは昨年のワールドカップ・カタール大会で日本代表に敗れ、2大会続けてのグループステージ敗退を味わった。9月には再び日本と親善試合を戦うことになっているが、今の状態ならば日本が再び勝つシナリオも十分にあり得るだろう。日本としてはワールドカップでの勝利が偶然ではなかったことを証明したいところで、ドイツもEURO2024へこれ以上の負けは許されない。フォルクスワーゲン・アレーナで開催予定の一戦は熱量ある戦いとなりそうだ。

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