“カナダ最強世代”は本気でW杯制覇を目指すべき W杯2026へ代表監督は「自国でプレイすれば勝つチャンスある」

ネーションズリーグ決勝ではアメリカに敗れたカナダ photo/Getty Images

カナダは3年後も不気味なダークホースとなる

19日に開催された北中米のCONCACAFネーションズリーグ決勝では、アメリカ代表がカナダ代表を2-0で撃破して優勝を飾った。

アメリカは準決勝でもメキシコを3-0で粉砕しており、その強さを証明する2試合だった。

ただ、決勝で敗れたカナダも内容は悪くなかった。バイエルンDFアルフォンソ・デイビス、リールFWジョナサン・デイビッドを筆頭にタレントは揃っており、カナダ代表を指揮するジョン・ハードマンは3年後のワールドカップ2026で真剣に頂点を狙うべきだと主張する。その目標へ、カナダサッカー協会にさらなる協力を求めているのだ。

アメリカ戦後には、今のカナダを世代最強と絶賛しており、真剣にワールドカップの頂点を狙っているのだろう。2026年大会はアメリカ、メキシコ、カナダとの3国共催となっており、そこへかなり強い気持ちで臨む考えのようだ。

「我々にはこれまでで最高の世代と呼べる選手たちがいるし、これからもさらに多くの若手が出てくると思う。我々はワールドカップ優勝という目標に真剣に取り組まないといけない。自国でプレイすれば勝つチャンスはある。自国にワールドカップをもたらすところまでは達成できたが、それを制することにはまだ真剣になれていない。我々は本気で取り組むべきだし、選手たちはそれに値する存在だよ」

「アメリカ戦もチャンスはたくさんあった。それを決められなかった。チャンスを決めていれば、違う展開になるであろう瞬間がいくつかあったよ」(『MLS公式』より)

今回のアメリカ戦も64%のポゼッション率を保ち、12本のシュートを打つなど惜しい場面があったのは事実だ。強豪相手にも一発勝負ならば互角に戦う力があり、今回の決勝を戦ったカナダとアメリカがホスト国として3年間でどこまで力をつけるのか楽しみだ。

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