今季6ゴール3アシストのサンチョに覚醒の可能性はあるか 「来季も調子が悪いなら……」

マンUではなかなか本領を発揮できないサンチョ photo/Getty Images

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ドルトムント時代の輝きが見たい

マンチェスター・ユナイテッドに7200万ポンドの移籍金で加わってから2年。FWジェイドン・サンチョの実力をどう評価すべきだろうか。

1シーズン目となった2021‐22シーズンはリーグ戦3ゴール3アシストの成績で終わり、今季は6ゴール3アシストとやや数字は伸びた。ただ、ドルトムント時代の活躍から考えると物足りないと感じるサポーターも多いだろう。

今季は中央で起用される時間もあったが、サンチョの数字はここから上がるのだろうか。英『Manchester Evening News』によると、クラブOBディミタール・ベルバトフ氏はもう1シーズンだけチャンスを与えても良いのではないかとサンチョをフォローする。
「ジェイドンを売却するのは時期尚早だと思う。自分の能力を証明し、ドルトムントで見ていたクオリティを示すにはあと1シーズンは必要だ。来季も調子が悪いなら、移籍を検討する時期がきているかもしれない。来季に向けて十分な準備をする必要があり、ピッチ内外で適切な環境を整えないといけない」

リーグが異なるとはいえ、サンチョはドルトムントで通算137戦50ゴール64アシストと見事な成績を残している。マルコ・ロイスとのコンビネーションから次々とチャンスを演出していた姿が印象的で、マンUのサポーターが求めているのはドルトムント時代のプレイだ。

今ではイングランド代表からも漏れるようになったが、23歳のサンチョはもう一度得点数とアシスト数を二桁へ乗せられるのか。来季こそ真の勝負だ。

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