3度のJ1優勝に導いた男が現役引退を決意…… 21年に広島を退団してフリーに

清水が現役を引退 photo/Getty Images

清水が引退を発表

サンフレッチェ広島は22日、MF清水航平が現役を引退したことを発表した。

東海大学付属第五高校から2008年に広島へと加入した清水。加入後はなかなか出場機会に恵まれなかったものの、2012年に就任した森保一監督に見出され、J1リーグ戦24試合4ゴールを記録してチームのリーグ初制覇に貢献した。翌年にも19試合に出場して連覇を達成し、2015年にも16試合2ゴールで3度目のリーグ王者に輝いた。

2016年には31試合に出場して出場試合数のキャリアハイを更新するものの、翌シーズン途中に清水エスパルスへ期限付き移籍。その後清水へ完全移籍したのち、甲府でもプレイして2019年に広島へ復帰した。

2021年にはリーグ戦1試合の出場にとどまり契約満了に伴ってチームを退団。その後はフリーの状態が続いていたが、現役を引退する決断に至った。

運動量豊富に動き回り、攻守両面で力を発揮できるウイングバックだった清水。今回の発表に際して以下の通りにコメントしている。

「今まで、Jリーグで優勝できて、喜びをチームメート、ファン・サポーター、スポンサーの皆様と共感できたことが幸せでした。同時に負けた悔しい思いをしたときも、いつも応援してくれる、ファン・サポーターが心強かったなとあらためて感じております。ありがとうございます。今後の活動につきましては、後日報告させていただきます。広島最高!サンフレッチェ最高!」

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