レアルVSバルサ、世代交代する中盤は“新時代”の戦いへ ベリンガム、ペドリら中盤を支配するのはどちらだ

レアルに加わったベリンガム photo/Getty Images

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新時代のクラシコも楽しみだ

今夏のレアル・マドリードとバルセロナのテーマの1つとなるのが、『中盤』だ。

先に大きな動きを見せたのはレアルで、すでにドルトムントからMFジュード・ベリンガムを獲得。今夏最初のビッグディールで、売り出し中の19歳を加えられたのは大きい。

レアルとバルセロナは、どちらも世代交代が求められている。レアルも中盤はトニ・クロース、ルカ・モドリッチが大ベテランの領域に入っており、徐々に若いエドゥアルド・カマヴィンガやフェデリコ・バルベルデらの出番を増やしてきた。今夏獲得したベリンガムも世代交代のピースの1つで、新シーズンはクロース&モドリッチからの世代交代を完成形へと持っていきたいところ。
一方のバルセロナはセルヒオ・ブスケッツが退団。アンカーの後継者確保は今夏のテーマで、バルセロナも中盤補強が欠かせない。若手とは言えないが、最近はマンチェスター・シティMFイルカイ・ギュンドアン獲得が近いとされている。ギュンドアンは中盤の複数ポジションをこなすことができ、ダブルボランチならば中盤の底に入ることも可能だ。

ここは以前からレアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディ獲得もプランの1つに挙げられているが、いずれにしてもブスケッツの穴埋めは新シーズンへの重要課題だ。

スペイン『MARCA』は、中盤の世代交代で成功するのはどちらかと注目している。バルセロナはすでにペドリ、ガビといった若いMFが主力となっており、レアルでも今季はカマヴィンガが大きく成長した。世代交代が進む中盤ユニットのクラシコも新シーズンの見どころと言えよう。

現時点での注目度ではベリンガムを加えたレアルの方が上かもしれないが、より完成度の高い中盤を完成させるのはどちらか。

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