11年でCB補強費は脅威の“5億ユーロ”に? グヴァルディオル狙うマンCのCB大補強史

R・ディアス獲得でも高額の移籍金が動いている photo/Getty Images

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マンガラ、オタメンディなど積極補強を続けてきた

マンチェスター・シティにまた1人大物センターバックが加わるのだろうか。今夏のターゲットに挙がっているのは、ライプツィヒDFヨシュコ・グヴァルディオルだ。

ライプツィヒ側は1億ユーロ以下の移籍金で手放す考えはないようだが、いずれにしてもグヴァルディオル獲得には高額な資金が必要となるだろう。

凄いのは、ここ10年でシティがセンターバック補強に費やしてきた移籍金だ。
スペイン『Mundo Deportivo』が取り上げているが、2012年10月にチキ・ベギリスタインがディレクターに就任したところから振り返ると、実にシティは3億4900万ユーロもセンターバックの補強に資金を使ってきたのだ。

マルティン・デミチェリス(450万ユーロ)、エリアキム・マンガラ(4500万ユーロ)、ニコラス・オタメンディ(4450万ユーロ)、ジョン・ストーンズ(5560万ユーロ)、アイメリック・ラポルテ(6500万ユーロ)、ルベン・ディアス(7160万ユーロ)、ネイサン・アケ(4530万ユーロ)、マヌエル・アカンジ(1750万ユーロ)の8人だ。

ここにグヴァルディオルも獲得となれば、5億ユーロ近い合計額となる。マンガラなどヒットしなかった補強もあるが、シティは悲願のチャンピオンズリーグ制覇へ最終ラインの強化にも多額の資金を投じ続けてきた。その成果が今季出ることになった。

グヴァルディオルが加われば、ストーンズ、アケ、アカンジ、ディアスらと選択肢はかなり広がる。欧州で最も豪華なセンターバック集団と言っていいはずで、守備から攻撃の組み立てまでジョゼップ・グアルディオラ好みのスペシャリスト集団となりそうだ。

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