現地メディアもすでに注目のギュンドアンとベリンガム リーガに新加入の2人はチームに何をもたらすか

注目を集めるギュンドアンとベリンガム photo/Getty Images

中盤のスペシャリストを比較

まだ各チームで新戦力獲得に向けた熾烈なレースが行われている。しかし、バルセロナとレアル・マドリードは来シーズンに向けて注目の集まる選手をそれぞれ獲得した。

バルセロナは昨シーズン3冠を達成したマンチェスター・シティのイルカイ・ギュンドアンを獲得し、レアル・マドリードはドルトムントからジュード・ベリンガムを獲得した。注目の移籍だった2人に早速、スペイン『SPORT』は注目している。

ギュンドアンとベリンガムは共に昨シーズン、リーグで8ゴール4アシストと同じ成績だ。

しかし『Who Scored.com』のデータをもとに2人のデータを比較してみると、シュート数とドリブル成功数はベリンガムに軍配が上がった。ベリンガムは90分あたり2.2本、ギュンドアンは2.1本だ。またベリンガムの90分あたりのドリブル成功数は2.9、ギュンドアンは0.6となっている。

また、90分あたりのパスの回数はギュンドアンに軍配が上がった。ギュンドアンは1試合あたり58.8本のパスを記録し、ベリンガムは53.1本となっている。キーパスもギュンドアンが1.4本、ベリンガムは1.1本となっている。しかし、ロングパスの成功数はベリンガムが多く、ギュンドアンはショートパスの成功数でベリンガムを上回る結果になった。

どちらの結果もそれぞれ所属しているクラブの戦術や担当する役割が異なるため、一概にどちらの選手が優れているかを決めるのは難しいだろう。

しかし、この2人の選手が世界トップレベルの能力を持つ選手であることに間違いはない。新たに加わった2人の選手はそれぞれ新天地でどのようなプレイを見せてくれるだろうか。

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