市場価値は今も中国トップの“750万ユーロ” 通算100アシスト超えのオスカルは衰えていない

今も中国でプレイするオスカル photo/Getty Images

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今季もアシストランク2位につける

今ではサウジアラビアが移籍市場で大きな注目を集めており、中国スーパーリーグはすっかり静かなものとなった。財政難に陥るクラブが続出するなど、リーグの状況は一変。かき集めたスター選手たちの多くが中国を離れた。

そんな中、今も中国でプレイを続けているスタープレイヤーの1人がブラジル人MFオスカルだ。

2017年にチェルシーから中国の上海海港へ移籍したオスカルは、これまでクラブ通算188試合で56ゴール101アシストと圧巻の成績を残してきた。今季も12試合で4ゴール5アシストの成績を残しており、アシスト数は成都銭宝のMFロムロの8アシストに次いでリーグ2位だ。
全盛期に比べると落ちたが、オスカルの市場価値は今でも中国スーパーリーグでNo.1となる750万ユーロもある。武漢三鎮のMFニコラエ・スタンチュ(550万ユーロ)、上海海港MFマルティン・バルガス(500万ユーロ)、ロムロ(350万ユーロ)ら他の助っ人選手を抑えており、オスカルは今も中国最大のスターと言っていい。

2015年に4000万ユーロの市場価値があったことから考えれば寂しい数字ではあるが、上海海港に移籍してからも得点数とアシスト数のペースを落としていないのは見事と言うしかない。

まだ31歳のオスカルには欧州復帰案も捨てきれないが、今後のキャリアはどう動いていくのか。

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