イングランド代表で“ケインの後継者”になるのは誰だ ヴィラで完成しつつある怪物FWへの期待「3年後には……」

アストン・ヴィラで結果を残すワトキンス photo/Getty Images

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ポスト・ケインはイングランドの課題だ

イングランド代表の最前線にはハリー・ケインが君臨しているが、ケインも来月で30歳だ。そろそろ後継者も見つけておきたいところだろう。

若手とは言えないが、昨季はアストン・ヴィラで27歳のFWオリー・ワトキンスがリーグ戦15ゴールとブレイクした。指揮官ウナイ・エメリの指導で確実に成長しており、新シーズンも注目のFWの1人だ。

かつてマンチェスター・ユナイテッドで活躍したドワイト・ヨーク氏もワトキンスに期待をかけており、3年後には代表でも1番手奪取のチャンスがくるかもしれないと見ている。
「おそらく私の方がもう少しドリブルが上手かったように思うが、ワトキンスも良い特性を持っているね。3年前の時点では、彼はまだプレミアリーグにいなかった。それが今ではかなり慣れてきているね。彼はトッププレイヤーになるための要素を備えているし、私も気に入っている。ゴール数をもう少し増やせれば、来季はアストン・ヴィラもトップ6に近づくはずだ。彼は典型的な9番タイプに近くなっている。中央では脅威であり、ハードワークも信じられないレベルだ。ポストプレイも向上していくだろう」

「おそらく、彼はイングランド代表でケインの後継者になることを願っているのではないかと思う。重要なのは焦りすぎないことだ。まずはアストン・ヴィラで主力としての地位を確立したいだろうし、それが出来れば代表からも声がかかる。一貫性を身につければ、3年後にはイングランド代表のファーストチョイスになるチャンスがくると思う」(『Express&Star』より)。

おそらくは2026年のワールドカップもケインを中心に戦うだろうが、その後はどうなるか分からない。ワトキンスとしてはケインに次ぐ2番手としてアピールを続け、どこかのタイミングで1番手の座に就きたいところだ。

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