今季リーガ初得点から一気にチェルシー移籍へ? ブレイク速度が凄いN・ジャクソンの実力は本物か

ビジャレアルでブレイクしたN・ジャクソン photo/Getty Images

セネガル代表ではW杯でデビューを飾った

今季プレミアリーグを12位で終えたチェルシーは、センターフォワードの補強が急務となっている。

その候補者の1人として獲得が近いとされているのがビジャレアルFWニコラス・ジャクソン(22)だ。

ジャクソンは今季リーガ・エスパニョーラで12ゴールを奪ってブレイクを果たしているが、そのブレイクスピードはなかなかに衝撃的だ。2019年にビジャレアルへ加入したジャクソンはスペイン2部のミランデスへのレンタル移籍を経て、2021年10月にリーガ・エスパニョーラデビュー。しかし2021-22シーズンは得点を奪えぬまま終了することになり、初ゴールは今季に入ってからだ。

今季の開幕節でゴールを奪ったジャクソンは、終盤戦の固め打ちで得点数を二桁12ゴールに伸ばしてきた。昨年11月にはセネガル代表にも召集され、デビュー戦はワールドカップ・カタール大会のオランダ戦だった。

伊『Gazzetta dello Sport』もリーガデビューからのブレイクスピードに驚いており、今季12位ながらチェルシーはビッグクラブだ。今季リーガ・エスパニョーラ初ゴールを奪ったばかりの選手がチェルシー移籍となれば、想像以上に速いステップアップと言えよう。

188cmとサイズもあり、足下の技術も柔らかい選手ではある。今季も本格ブレイクは後半戦に入ってからのことだったが、ジャクソンはビッグクラブでも戦える逸材なのか。チェルシーとは8年の長期契約になるとも言われているが、ジャクソンはチェルシーが求めるセンターフォワードの答えなのだろうか。

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