注目はクワラツヘリアだけじゃない U-21欧州選手権で決勝Tに進むジョージアの大躍進がアツい

喜びを爆発させるジョージアの選手たち photo/Getty Images

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オランダ、ベルギー、ポルトガルとのグループを首位突破

今ジョージア代表が熱い。同国最大のスターはナポリで大ブレイクしたFWクヴィチャ・クワラツヘリアで、今季はナポリの主力としてセリエAを制覇。ジョージア代表はEURO2024予選でも注目を集めている。

その勢いはA代表だけではない。現在はジョージアとルーマニアの共催でU-21欧州選手権が開催されているが、ジョージアはオランダ、ベルギー、ポルトガルと同居したグループAを1勝2分の成績で首位突破している。

ファンの盛り上がりも熱い。27日に行われたグループステージ最終節のオランダ戦では、ボリス・パイチャゼ・スタジアムに4万3000人が集結。ホームとはいえ、U-21のゲームでここまで観衆が集まるのは特別だ。
オランダ戦でヒーローとなったのは、フランス2部のボルドーでプレイするFWスリコ・ダヴィタシュヴィリだ。今季は2部で5ゴールを記録しており、この世代がステップアップできれば面白い。GKにはバレンシア所属のギオルギ・ママルダシュヴィリも参加しており、ママルダシュヴィリも注目度の高い大型GKだ。

今回のU-21欧州選手権は2000年1月1日以降に生まれた選手に出場権があり、2001年生まれのクワラツヘリアにも権利はある。今回は不参加となっているが、アンダー世代も結果を出しているジョージアの未来は非常に興味深い。

果たしてジョージアはU-21欧州選手権でどこまで勝ち進めるのか。珍しいかもしれないが、U-21欧州選手権でホスト国がグループを突破するのは2009年大会のスウェーデン代表以来だ。今回もルーマニア代表はグループステージで敗れており、決勝トーナメントに進むホスト国はジョージアだけとなる。

決勝トーナメントではさらなる盛り上がりが期待でき、ジョージアのファンは若き選手たちに大きな夢を見ている。

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