サウジアラビア代表新監督は年俸1000万ユーロの大型契約? ド派手補強はクラブだけではない

今季はフェネルバフチェを指揮していたジェズス photo/Getty Images

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代表監督としてはNo.1の給与に

アル・ナスル、アル・イテハドなどを中心に超積極的なスーパースター補強に動いているサウジアラビア。国内リーグに世界中から注目が集まるだろうが、当然これで終わりではない。

サウジアラビアとしては国内リーグのレベルを高めると同時に、それをサウジアラビア代表に繋げたいとの思惑があるはずだ。代表チームの強化も欠かせない。

ポルトガル『Record』によると、現在サウジアラビアが目をつけているのは監督のホルヘ・ジェズスだ。
68歳のジェズスは、これまでポルトガルの名門ベンフィカやスポルティングCPで大きな成功を収めており、昨年7月からはトルコの名門フェネルバフチェを指揮していた。

現在はフェネルバフチェを離れてフリーとなっているが、サウジアラビアはジェズスを年俸1000万ユーロで迎えるプランを練っているという。

同メディアによると、これはドイツ代表監督ハンジ・フリックの650万ユーロを抜いて代表監督の最高額給与になる。

サウジアラビアは2019年から昨年のワールドカップ・カタール大会までフランス人監督エルヴェ・ルナールが指揮していたが、これまでもアルゼンチンのファン・アントニオ・ピッツィ、オランダのベルト・ファン・マルワイク、フランク・ライカールトなど積極的に国外の監督を招聘してきた。

ジェズスも実績十分の名将で、代表チームでの仕事ぶりも見てみたい。昨年のカタール大会ではアルゼンチン代表を撃破するサプライズを起こすなど、今のサウジアラビアは着実に力をつけている。来年1月のアジアカップでも危険なチームの1つとなるが、サウジアラビアサッカー界は国内リーグ強化から代表強化へと繋げていけるのか。

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