ウーデゴー、ハフェルツ、ライスは “夢の中盤トリオ”? アーセナルはプレミア屈指の中盤形成か

アーセナル加入目前のライス photo/Getty Images

20年ぶりのプレミア制覇を狙う

チェルシーからカイ・ハフェルツを獲得し、ウェストハムからイングランド代表のデクラン・ライスの獲得も間近とみられるアーセナル。

ライス獲得が実現すれば、アーセナルの補強はここまで順調と捉えることができるだろう。そんなライス獲得後のアーセナルの中盤を「夢の中盤トリオ」と称するのが英『Daily Mail』だ。

アーセナルの指揮官ミケル・アルテタは、今夏退団が濃厚のMFグラニト・ジャカの後継者としてハフェルツを考えており、チェルシーの時と起用法は少し変わる可能性が高い。同紙はアーセナルの中盤をライス、ハフェルツ、マルティン・ウーデゴーの3人が来シーズンのベーシックになるのではないかと予想している。

ウーデゴー以外の2人はアーセナル加入初年度になるため、戦術の理解や他のチームメイトとの連携など不安な点もある。しかし、上位争いが予想されるマンチェスター・シティや、マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル、リヴァプールらの中盤にも引けを取らない魅力的なトリオになるだろう。

他にもジョルジーニョや、トーマス・パルティもいるため、組ませるユニットによって戦い方を変えることもできる。パルティは移籍の噂もあるが、フィジカルで戦ってくるチーム相手や守備的に切り替える時の要員としてパルティの存在は重要になる。

ライスの獲得までは秒読みの段階とみられ、公式の発表を待つだけとなっている状態だが、ライスがアーセナルに加入するかどうかは、アルテタの「夢の中盤トリオ」形成に向けた最低条件とも言える。

アーセナルへの加入間近となるライスは、アーセナルの20年ぶりのプレミア優勝に向けた重要なピースとなるだろう。

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