デイビスは2024年にバイエルン退団の可能性 レアル移籍も濃厚だが来夏に争奪戦が繰り広げられると予想

バイエルンの左サイドバックアルフォンソ・デイビスphoto/Getty Images

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レアルが第一候補か

現代欧州のサッカーリーグでプレイしているサイドバックの中でも市場価値が高い選手の1人であるのが、バイエルンに所属しているアルフォンソ・デイビス。圧倒的な速さを兼ねた守備能力に加え、攻撃センスも持ち合わせているデイビスはどこのクラブも目をつける存在と言えるだろう。

バイエルンはそんなデイビスに契約更新のオファーを出し続けているが、本人からの答えはまだ出ていない。デイビスの現在の契約は2025年までとなっているため、残り1年となったタイミングで多くのクラブが獲得に動く可能性が高い。『as』によると、そのクラブの1つにレアル・マドリードが名を連ねているという。

その大きな理由として、現在のレアルのサイドバック、フェルランド・メンディのサウジアラビアへの移籍の可能性があることが挙げられる。現在レアルは右サイドバックの選手が十分と言えるほどいないことが現状としてあるが、メンディ移籍によって左サイドバックの選手層も薄くなってしまうのだ。
デイビス自身もバイエルンが監督やCEOを次々に解任するクラブの運営に不満を抱いていることが以前から報道されている。デイビスの代理人もデイビスの契約更新については時期を見て判断することをコメントしている。

「クラブの方向性が不安定で、あまりにも不確実性が大きいようだ。おそらく新しい契約に進む前に2024年まで待ってクラブがどのように変化するかを見たほうが良いかもしれない」

このコメントから2024年にデイビスがバイエルンを退団する可能性は現時点では高いのではないかと予想できる。本当にそうなれば、契約が残り1年となったデイビスの争奪戦が来夏に繰り広げられるかもしれない。

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