昨季リーガ5試合で見せた3ゴールのスタートが忘れられない 早く久保建英らとの連携が見たいウマル復活への道

ソシエダ期待のエース候補であるサディク・ウマル photo/Getty Images

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リーガでも通用することを証明してくれた序盤戦

昨季リーガ・エスパニョーラで4位と健闘したレアル・ソシエダだが、新シーズンへ課題の1つとなるのがセンターフォワードだ。ここは決して層の厚いエリアではない。

完全復活に期待がかかるのは、昨季序盤に大怪我を負ってしまったFWサディク・ウマルだ。

近年のサディク・ウマルが残してきた成績は見事だ。2021-22シーズンにはスペイン2部に所属していたアルメリアのエースとしてリーグ戦18ゴールと躍動し、チームの1部昇格に貢献。
昨季も開幕から3試合はアルメリアの選手としてプレイしており、そこで2ゴールを記録。

さらにソシエダへ移籍してからも、9月のアトレティコ・マドリード戦で得点を記録。5戦3ゴールのスタートで、リーガ・エスパニョーラの舞台でも通用するストライカーであることを証明した。

しかし、続くヘタフェ戦でサディク・ウマルは大怪我を負って離脱することに。そのままシーズンは終了してしまい、復帰は新シーズンからとなる。

完璧なコンディションへ戻るには時間がかかるだろうが、昨季序盤に見せたサディク・ウマルのパフォーマンスから期待しているソシエダのサポーターは多いはず。スペイン『as』によると、サディク・ウマルも復帰が待ち切れないと語る。

「またプレイするのが待ちきれない。僕の目標はチームのためにベストを尽くすこと。ソシエダは最高のチームだからね。より良いプレイをし、大きな目標を達成したい」

サディク・ウマルは26歳と中堅世代の選手で、昨年にデビューしたナイジェリア代表でもこれからに期待される選手だ。ソシエダは中盤に久保建英やダビド・シルバらチャンスメイカーを抱えているため、連携さえ噛み合えば得点量産も不可能ではないはずだ。

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