《シュート数25本VS1本》で負けるとは…… やはりどこか不気味なカタールがメキシコを撃破した

ゴールドカップでメキシコを撃破したカタール photo/Getty Images

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ゴールドカップで起きた波乱

6月24日より、カナダとアメリカにてCONCACAFゴールドカップが開催されている。

北中米のNo.1を決めるゴールドカップではアメリカ、カナダ、メキシコといったチームが優勝候補に挙げられるが、ちょっとしたサプライズが起きた。

面白いゲームを見せたのは、招待国として参加しているカタール代表だ。
昨年のワールドカップ・カタール大会ではグループ全敗の屈辱を味わったが、今回のゴールドカップではグループ最終節でメキシコを1-0で撃破。勝ち点4を稼ぎ、2位でグループ通過を決めている。

特長的なのは、メキシコ戦のスタッツだ。タレント力ではメキシコが上回っていたこともあり、メキシコは77%と高いポゼッション率を維持しながら合計25本のシュートを浴びせている。

一方のカタールは防戦一方となり、何とシュート数は90分で1本のみ。その1本がDFハゼム・シェハタのゴールとなり、この1点を守ったカタールがメキシコを撃破するビッグサプライズを起こしてみせた。

お世辞にも良い勝ち方とは言えないが、こうした決着もサッカーの醍醐味の1つではある。結果的にカタールは決勝トーナメントへ駒を進めることになり、貴重な経験を積むことができる。

自国でのワールドカップでは上手くいかなかったが、今後カタールがどうチームを作り上げてくるのか。アジアカップでも不気味なチームにはなりそうだ。

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