BIG6を渡り歩いたプレミアの戦士たち 最も成功した移籍はマンUに加入のオランダ人ストライカー

マンUで活躍したファン・ペルシー photo/Getty Images

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ビッグディールを成立させた選手たち

今夏の移籍市場ではカイ・ハフェルツがチェルシーからアーセナルに移籍し、メイソン・マウントのチェルシーからマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が実現した。今夏もライバルとなるBIG6への移籍をすでに2人が実現させている。

プレミアリーグでBIG6と言われるのは、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、チェルシー、トッテナム、リヴァプールの6クラブだ。

英『Football 365』は、マウントやハフェルツのようにBIG6を渡り歩いた選手に注目し、2010年以降、成功した移籍ランキングを取り上げている。TOP3は下記のようになった。
3位に選ばれたのはジェイムズ・ミルナー(マンチェスター・シティからリヴァプール)だ。マンCで2回のプレミアリーグを誇るミルナーは2015年にリヴァプールへ移籍。8年間在籍したリヴァプールでは、リーグ優勝、CL、クラブW杯など多くのタイトル獲得に貢献し、クラブのレジェンドに数えられるほどの選手となった。

2位に選ばれたのはラヒーム・スターリング(リヴァプールからマンチェスター・シティ)だ。2015年にマンCにきたイングランド代表はペップ・シティで重要な役割を果たした。マンCで数々のタイトルを獲得し、ペップ政権でセルヒオ・アグエロに次ぐ2番目の得点を記録した。2022年に再び、BIG6のチェルシーに移籍した。

そして1位に選ばれたのは、ロビン・ファン・ペルシー(アーセナルからマンチェスター・ユナイテッド)だ。アレックス・ファーガソン監督の最後の年である12-13シーズンよりマンUに加入。加入初年度ながらも、26ゴール15アシストを記録し、得点王に輝き、プレミアリーグ優勝に大きく貢献した。3シーズンで105試合に出場し58ゴールを記録し、チームに欠かせないストライカーとなった。

ちなみに4位にはトッテナムからマンCに加入したカイル・ウォーカーが選ばれた。他にもBIG6を渡り歩いた選手にはファン・マタ(チェルシーからマンチェスター・ユナイテッド)や昨シーズンマンCからアーセナルに移籍したオレクサンドル・ジンチェンコ、ガブリエウ・ジェズスなどがいる。

国内のライバルチームに移籍し成功した選手ばかりではなく、プレッシャーに負けたりチャンスを掴めず、失敗に終わるケースも多い。

今夏の移籍市場はまだ閉まっていない。ハフェルツやマウントなど、今夏のBIG6間での移籍はまだ実現するだろうか。

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