B・ディアスは《現世界最高の攻撃的MFトップ10》に レアルは成長したテクニシャンをどう活かす

レアルに戻るB・ディアス photo/Getty Images

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ミラン生活で評価は大きく伸びた

今夏のレアル・マドリードはドルトムントMFジュード・ベリンガムを1億300万ユーロの移籍金で引き抜いており、ここまでの補強ではこれが大きなニュースとなっている。

しかし、新戦力は他にもいる。ミランのレンタル移籍から戻ってきたFWブラヒム・ディアスだ。

2020年より3年間ミランで技を磨いてきたディアスは、昨季セリエAで6ゴール7アシストを記録するなど、着実に成長してきた。2021-22シーズンにはスクデットも経験しており、充実したミラノ生活だったと言えよう。
気になるのは、その評価だ。先日、米『ESPN』が『現世界最高の攻撃的MFトップ10』なるランキングを作成しているのだが、その8位にディアスが入っている。

10位:ニコロ・バレッラ(インテル)

9位:ルーカス・パケタ(ウェストハム)

8位:ブラヒム・ディアス

7位:ガビ(バルセロナ)

6位:ユリアン・ブラント(ドルトムント)

5位:ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)

4位:ジャマール・ムシアラ(バイエルン)

3位:ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)

2位:マルティン・ウーデゴー(アーセナル)

1位:ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ)


ランキングはご覧の通りだ。どこまでを攻撃的MFと評価するかは人によって意見が分かれるだろうが、いずれにしてもディアスが高い評価を得ているのは確かだ。ミランではトップ下、ウイングなど2列目をこなしてきたが、その実力は復帰したレアルでも戦力として計算できるだろう。

レアルはベリンガム獲得により、[4-3-1-2]のシステムも取り入れるのではとの見方もある。トップ下にベリンガムを配するプランだが、トップ下ならばディアスにも適性がある。いきなりスタメン確保は難しくとも、途中出場からミランで磨いてきた技を発揮することは可能だろう。ディアスの復帰でレアルの攻撃がどう変わるかも楽しみだ。

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