“イングランド2部”で日本人ブームは起きるか 三好に続き、昇格に近づいたコヴェントリーが坂元達裕に関心とも

ベルギーのオーステンデでプレイしてきた坂元 photo/Getty Images

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2部からプレミアの舞台を狙う選択肢も悪くない

ブライトンでFW三笘薫が活躍したことで、イングランドでの日本人選手の評価も変わってきているのかもしれない。

今夏にはイングランド2部のバーミンガムがMF三好康児の獲得をまとめたが、ベルギー『Het Nieuwsblad』はベルギーのオーステンデでプレイしてきたMF坂元達裕(26)に同じく2部のコヴェントリーFCが関心を示していると取り上げている。

坂元には同じベルギーのヘンク、ヘントといったクラブも関心を示していたようだが、コヴェントリーも行き先としては面白い。昨季のコヴェントリーは昇格プレイオフ・決勝まで駒を進めており、そこで惜しくもルートン・タウンに敗れた。あと一歩で昇格を逃す格好にはなったが、力のあるチームだ。
今夏はエヴァートンからFWエリス・シムズも獲得している。シムズはエヴァートンのアンダー世代でも有名な存在で、昨季はレンタル先のサンダーランドでリーグ戦7ゴールを挙げるなど結果を出していた。すでに2部で通用することは証明済みで、コヴェントリー悲願の昇格へ大きな戦力だ。

坂元も昨季はベルギー国内リーグでFWティエリ・アンブローズに続き、チーム2番目となる39回のドリブル成功数を記録するなど仕掛ける力はある。イングランド2部も悪い選択肢ではなく、三好とともにそこからプレミアリーグの舞台を狙う手もある。このパターンがヒットすれば、日本人選手の人気はさらに高まるはずだ。

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