ベルギー新世代引っ張るMFへ タックル、インターセプト、攻撃性も抜群な19歳・ラヴィアの可能性

サウサンプトンのラヴィア photo/Getty Images

サウサンプトンの残留へ体を張ってきた

残念ながらプレミアリーグ最下位に終わり、2部へ降格することになったサウサンプトン。降格したクラブの選手は他クラブから狙われることになるが、サウサンプトンで注目されている選手の1人に19歳のベルギー代表MFロメロ・ラヴィアが挙げられる。

マンチェスター・シティのアカデミーを経て昨夏にサウサンプトンへ加わったラヴィアはいきなり主力として活躍。守備的MFとしてサウサンプトンを救うべく守備に走り続け、昨季はチーム第3位となる60回のタックル数を記録した。インターセプト数もチーム第4位の33回となっており、ラヴィアはチームのため必死に体を張っていたのだ。

加えて攻撃のセンスも悪くない。昨季はチーム3位となる28回のドリブル成功数、86.4%のパス成功率と印象的な数字を残している。英『90min』はリヴァプール、アーセナル、ニューカッスルなどイングランド複数のクラブが注目していると取り上げており、あらゆるクラブが欲しがるタイプの守備的MFと絶賛する。

今年は19歳ながらベルギー代表でもデビューを果たしており、黄金世代に代わる新たな世代として注目される。同じプレミアではエヴァートンで192cmのサイズを誇る大型守備的MFアマドゥ・オナナ(21)も経験を積んでおり、オナナもベルギー代表の選手だ。守備的なMFが充実してきているのは今のベルギーの興味深いポイントだ。

ラヴィアも2部でプレイするには惜しい人材で、より高いレベルで経験を積むべきだろう。

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