バイエルンにとって大きすぎた“レヴァンドフスキの存在” マテウスが嘆く後継者探し契約を3年延長し……」

昨夏よりバルセロナでプレイするレヴァンドフスキ photo/Getty Images

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レヴァンドフスキ級のFW獲得には多額の資金が必要だ

昨季もブンデスリーガを制したバイエルンだが、その戦いはギリギリだった。やはり大きかったのは、FWロベルト・レヴァンドフスキの退団だ。

昨夏にバイエルンはレヴァンドフスキをバルセロナへ手放し、新たな攻撃のピースとしてリヴァプールからサディオ・マネを迎えた。マネはセンターフォワードの選手ではないが、実績は確かな選手だ。

しかし、レヴァンドフスキの穴は大きい。序盤こそ新生・攻撃陣が機能したが、その後は国内リーグでも取りこぼしが目立つようになってしまった。
今夏にバイエルンは新たなセンターフォワードの獲得へ動くと見られているが、レヴァンドフスキ級のストライカーを狙うには多額の移籍金が必要だ。簡単にはいかないだろう。

スペイン『Mundo Deportivo』は元ドイツ代表のローター・マテウス氏のコメントを紹介しているが、同氏もレヴァンドフスキとの契約延長が実現していればと嘆いている。

「レヴァンドフスキとの契約を3年延長し、給与も上げていれば、ケイン獲得よりは安く済んだだろう。ケインはワールドクラスのストライカーであり、ゴールを決めるマシーンだ。だが、30代の選手に1億ユーロが適切な価格かは議論の余地がある」

レヴァンドフスキの代わりとなるセンターフォワードを見つけられない場合、新シーズンも厳しい戦いになるだろう。いつかはレヴァンドフスキからの世代交代が必要だったが、そのバトンタッチに失敗する場合はチーム力の低下が避けられないか。

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