イングランドに“エデルソン級のGK”誕生? U-21欧州選手権無失点優勝の立役者への称賛

スペインのPKを止めるトラフォード photo/Getty Images

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イングランドでワールドクラスGKは完成するか

今月開催されていたU-21欧州選手権で優勝を果たし、そのタレント力を存分に見せつけたU-21イングランド代表。

グループステージ初戦からファイナルまで全試合無失点での優勝だったことも話題を呼んだが、中でも絶賛されているのがGKジェイムズ・トラフォードだ。

マンチェスター・シティに所属するトラフォードは、決勝のスペイン戦でも後半アディショナルタイムにPKをストップするなど大活躍。この大会で有名になった選手の1人だ。
一昨季と昨季はボルトンにレンタル移籍しており、マンCには偉大なる先輩のエデルソン・モラレスがいる。ビッグクラブでレギュラーGKになるのは至難の業で、トラフォードとて簡単にはいかないだろう。

しかし、一緒にU-21欧州選手権を制したマンC所属のU-21イングランド代表FWコール・パルマーは、トラフォードならワールドクラスの領域にもたどり着けると期待をかける。

「彼はとても優れているよ。アカデミーでもそれを見てきたからね。トレーニングであっても、彼からゴールを決めるのは難しいんだ。最初に見たとき、誰もが『彼は誰だ?』と思ったものだよ。時間が経つにつれ、誰もが凄いと驚いたものだ。彼は実力ある選手だけど、傲慢というわけではない。彼は自分を信じている普通の若者なんだ。僕はいつも彼に、ワールドクラスになれると言ってきた」(英『BBC』より)。

同メディアもエデルソンの領域に達するかもしれないと期待しているようだが、イングランドのA代表は長らくGKに不安を抱えてきた。アーセナルで奮闘するアーロン・ラムズデールも優秀な選手だが、ワールドクラスと呼ばれる守護神が欲しいところ。

20歳のトラフォードはその領域にたどり着けるのか。U-21欧州選手権で見せたパフォーマンスから期待は広がっている。

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