アヤックスの快進撃支えた2人はライバル同士に マルティネスVSティンバーがプレミアで実現

マルティネス(左)とティンバー(右)はともにリーグ優勝に貢献した。中央はエドソン・アルバレス photo/Getty Images

アヤックスでCBコンビを組んだ

アーセナルは、アヤックスからDFユリエン・ティンバーを獲得したことを発表した。アヤックスは育成型クラブとして欧州4大リーグにすぐれた人材を供給し続けており、バルセロナMFフレンキー・デ・ヨング、バイエルンDFマタイス・デ・リフトもアヤックス産である。

昨季はDFリサンドロ・マルティネスがアヤックスからプレミアのマンチェスター・ユナイテッドに渡り、主力となった。マルティネスとティンバーは21-22シーズンにアヤックスでCBコンビを組み、リーグ優勝やCLベスト16に貢献している。同シーズンのエールディヴィジのプレイヤー・オブ・ザ・イヤーがティンバーであり、アヤックスのプレイヤー・オブ・ザ・イヤーがマルティネスとなっている。このふたりがプレミアの舞台で激突することになった。

英『Squawka』は22-23シーズンのデータで、ふたりの特徴を比較している。リーグが異なるのであくまでも傾向でしかないが、タッチ数や前進パスといった攻撃的な項目ではティンバーが、ボールリカバリーやタックル、ブロックといった守備的な項目ではマルティネスが上回っている。

ともに小柄で俊敏なDFというところは共通しているが、ティンバーはSBを務めることも多くなり、かつてコンビを組んだ両者のプレイスタイルは明確に異なってきた。今季はアーセナルVSユナイテッドで、ハーフスペースに上がってきたティンバーを左CBマルティネスがマークする、なんてシーンも見られることになりそうだ。

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