マンU時代初期はアタッカーだった男がサイドバックの職人に “38歳”の今もトップを維持する万能戦士の魅力

新シーズンはエヴァートンへ向かうアシュリー・ヤング photo/Getty Images

サイドバックへの転向で長く活躍できる選手に

サッカー選手としてキャリアを長く続けていくには、年齢や身体の状態に応じてポジションを変えるなど柔軟な姿勢も重要だ。

英『Liverpool World』が絶賛するのは、9日に38歳を迎えたアシュリー・ヤングだ。

マンチェスター・ユナイテッドへ移籍した当初のヤングは積極的な仕掛けを武器とするアタッカーだったが、徐々にサイドバックへとポジションを移した。今では左右両方のサイドバックに対応できる選手となっており、渋い働きをしてくれる頼れるベテランといった存在だ。

今夏には所属していたアストン・ヴィラを離れ、同じイングランドのエヴァートンへフリーで加入している。

38歳と大ベテランな年齢ではあるが、ヤングは昨季もアストン・ヴィラにて主力としてプレイしている。同メディアはサイドバックとしてタックルの成功率が70%を超えていると紹介し、エヴァートンにとって大きな戦力になると期待をかける。

アタッカーとしてトップレベルでキャリアを長く続けるのは難しかったかもしれないが、サイドバックにポジションを変えたことで評価は変わった。昨季もエヴァートンは残留争いに巻き込まれる苦しいシーズンを過ごしているが、そういうチームだからこそヤングの献身性や経験値が活きてくるのではないか。

派手さはないが、左右のサイドバックに対応できる職人気質なプレイヤーとしてヤングは今も高い人気を誇っている。

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