全シーズン“40試合以上”に出場するサッカーIQ抜群の鉄人 「なぜミュラーは怪我をしない?」

バイエルンでフル稼働を続けるミュラー photo/Getty Images

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ほとんど大きな怪我をしていない

昨季はスタメンから外れるゲームもあったが、33歳の今もリーダーの1人としてバイエルンの重要戦力となっているFWトーマス・ミュラー。

ドイツ代表では121のキャップ数を記録しており、実力の高さは言うまでもない。見逃せないのは、怪我の少なさだ。

ブンデスリーガ公式は「なぜミュラーは怪我をしない?」と取り上げているが、ミュラーは2009-10シーズンの開幕より怪我で欠場したリーグ戦は38試合しかない。
昨季は筋肉系の故障で1か月ほど離脱している期間があったが、これはミュラーにとっては非常に珍しいケースだ。

主力に定着した2009-10シーズンより、ミュラーはシーズン出場数が40試合を切ったシーズンは1つもない。50試合以上に出場したシーズンも4シーズンあり、とにかく怪我の少ない鉄人プレイヤーでもある。

気の利いたポジショニングからドイツ代表では重要な得点源となり、バイエルンではロベルト・レヴァンドフスキの得点力を活かすアシストマシーンに徹したシーズンもあるなどサッカーIQも抜群だ。

昨季もミュラーの出番をもっと増やすべきとの意見もサポーターから挙がっていたが、ミュラーと同じ働きができる選手は多くない。怪我の少なさを含め、もっと高く評価されるべき選手と言えるだろう。

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