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マルセロが見せた魅惑の“片足ダブルタッチ”と“ヘディングドリブル” 35歳がダービーで躍動した|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

マルセロが見せた魅惑の“片足ダブルタッチ”と“ヘディングドリブル” 35歳がダービーで躍動した

今季からフルミネンセでプレイするマルセロ photo/Getty Images

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レッドカードも誘発

やはり技術は歳を取っても衰えない。フルミネンセに所属する元ブラジル代表DFマルセロが披露した巧みなプレイが注目を集めている。

2006年から2022年までプレイしたレアル・マドリードで5度のCL制覇を経験するなど、数々のタイトルを獲得。マルセロはその圧倒的な攻撃力で、世界最高のサイドバックにまで上りつめた。高い技術で多くのファンを魅了しており、これまでのサッカー史を見ても、彼ほどテクニシャンなSBはいないだろう。

そんなマルセロも、今年5月に35歳の誕生日を迎えた。今季から古巣であるフルミネンセへ復帰した同選手だが、ここまで公式戦14試合に出場。近年は衰えを指摘されることも多々あったが、今月17日に行われたフラメンゴとのダービーでは、スコアレスドローで終えたものの、個人としてはチーム最高となる「7.7」の評価を得ている(『Sofascore』より)。
そして、この試合で大きな盛り上がりを見せたのが後半アディショナルタイムに見せたプレイ。左サイドでボールを受けたマルセロは、2人に囲まれるも、足の裏でボールを少しずらしてからすぐさまアウトサイドでタッチする片足ダブルタッチでプレスに来たルイス・アラウージョの股下を抜き、この局面を乗り切ってみせた。さらに、このプレイで股下を抜かれたアラウージョは冷静さを失い、慌てて後ろからタックル。レッドカードを誘発することとなっている。

なお、マルセロはこのタックルにより負傷。交代を余儀なくされたことは少々残念ではあった。ただ、この試合では胸トラップからヘディングドリブルで相手をかわすシーンもあり、衰え知らずのテクニックとまだまだやれることを証明できたのではないか。



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