現サッカー界最強の鉄人? 昨季は“計6000分”を超える驚異の出場時間記録した司令塔への称賛

マンUで走り続けるB・フェルナンデス photo/Getty Images

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常にピッチで100%の力を発揮してくれる名手

昨季のサッカー界で最も忙しかった選手と言っても大袈裟ではないだろう。まるで疲れを感じさせない『耐久力』が絶賛されているのは、マンチェスター・ユナイテッドMFブルーノ・フェルナンデスだ。

フェルナンデスは攻撃の組み立てやテクニック、攻撃的MFとしての得点力などあらゆる部門で高い評価を得ているMFではあるが、何より凄いのが圧巻のスタミナだ。

昨季はユナイテッドの主力として5164分間プレイしており、ポルトガル代表でもネーションズリーグやEURO2024予選を戦っている。英『Manchester Evening News』も異常とも言える稼働率を称えており、その肉体こそ評価される理由だと伝えている。
「フェルナンデスは計70試合に出場してシーズンを終えた。その耐久力が彼を真にユニークな存在としている。パス、ゲームビジョン、ゴールを生み出す力、得点力もサポーターに人気だろうが、おそらく最大の強みは耐久力だ。テン・ハーグはいつでもフェルナンデスを頼れる。彼は走ることを決してやめない。常に出場可能であり、昨季はプレミアリーグ38試合中37試合に先発した。欠場は出場停止によるものだけだ」

代表戦も合わせれば、昨季のプレイタイムは6000分を超える。これは5大リーグでプレイする選手としては最多の数字となっており、とにかく休まない。ユナイテッドでもフル出場が基本で、トップ下からインサイドハーフ、時にはサイドにも入れる。指揮官テン・ハーグにとって最も計算しやすい選手となっており、怪我をしないことも名選手の条件と言えよう。

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