U-20W杯得点王の実力は本物だ チェルシーファンが興奮するカサデイの可能性「未来は明るい」

チェルシーで頭角を現すカサデイ photo/Getty Images

1500万ユーロを支払ったチェルシーの判断は正解か

今夏のU-20ワールドカップで大会得点王に輝いたイタリアの新星は、チェルシーでも重要戦力となるかもしれない。

5-0で勝利した先日のレクサムとのプレシーズンマッチで印象的なパフォーマンスを見せたのは、チェルシー所属のU-20イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(20)だ。

カサデイはインテルのアカデミーでプレイしてきた選手だが、チェルシーは昨夏に同選手獲得へ1500万ユーロを投じている。アカデミーの選手に対して高額な移籍金ではあるが、そのクオリティは本物だ。

今夏のU-20ワールドカップではMFながら7ゴールを記録し、イタリアの準優勝に大きく貢献。優勝は逃したが、カサデイこそ大会の主役だった。

そこでのパフォーマンスからチェルシーのトップでもチャンスを与えるべきとの意見があったが、先日のレクサム戦ではフル出場を果たしている。

チームも5-0と大勝を収めており、カサデイへの評価も上々だ。サポーターからは絶賛の意見が相次いでいる。

「カサデイの未来は明るい」

「カサデイは出番を得るにふさわしい」

「カサデイはフィジカルに優れ、ボールの扱いにも自信が溢れている。数少ないルーベンタイプのMFだ」

今夏にチェルシーは主力を数枚手放しており、中盤からはエンゴロ・カンテ、マテオ・コバチッチ、ルーベン・ロフタス・チーク、メイソン・マウントらが退団している。ここから補強には動くはずだが、中盤は手薄だ。同じく若いU-20ブラジル代表MFアンドレイ・サントスと合わせ、カサデイにもチャンスがあるかもしれない。

186cmとサイズもあり、ロフタス・チークに近い役割を果たせる可能性もある。まだ20歳と伸びしろたっぷりで、イタリアとチェルシーを長く引っ張るスタープレイヤーとなる可能性も十分にありそうだ。

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