X・シモンズ、オペンダ、シェシュコが揃う 今夏も面白いライプツィヒのヤングスター補強

次期ベルギー代表エース候補のオペンダも加入 photo/Getty Images

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今夏も主力を引き抜かれたが……

今夏もFWクリストファー・エンクンク(チェルシー)、MFドミニク・ショボスライ(リヴァプール)、コンラッド・ライマー(バイエルン)ら主力をビッグクラブに引き抜かれたライプツィヒ。

もはや毎年の恒例と言えるが、ライプツィヒはそのたびに的確な補強で戦力を維持してきた。今夏の動きも印象的だ。

まずエンクンクが抜けた前線には、フランスのRCランスでブレイクしたベルギー代表FWロイス・オペンダ(23)、PSVで大爆発したオランダ代表FWシャビ・シモンズ(20)を補強。シモンズはパリ・サンジェルマンからレンタルでの加入だが、オペンダには4300万ユーロもの移籍金を投じている。これはライプツィヒにとってクラブ史上最高額だ。
さらに前線にはオーストリアのザルツブルクからスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ(20)も合流している。この3枚は新シーズンの目玉となるだろう。

中盤にはリヴァプールからMFファビオ・カルバーリョ(20)をレンタルで加え、最終ラインにはパリ・サンジェルマンから18歳の大型DFエル・シャダイル・ビチャーブを獲得。196cmものサイズを誇り、すでにリーグ・アンの戦いを14試合経験している注目株だ。若い有望株を育てるのはライプツィヒの得意技であり、これはライプツィヒらしい取引と言えよう。

他にもホッフェンハイムからオーストリア代表MFクリストフ・バウムガルトナー(23)、ザルツブルクからオーストリア代表MFニコラス・ザイヴァルト(22)も加えている。主力を引き抜かれたが、今夏も素早い動きで新戦力の確保には成功した。新シーズンのライプツィヒもなかなか面白いチームに仕上がるのではないだろうか。

新戦力が10代から20代前半の若手で構成されているのもライプツィヒらしく、新戦力がフィットすれば王者バイエルンに挑戦することも不可能ではなさそうだ。

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