なぜかマルセイユで再生する元アーセナルの問題児たち 3年契約で移籍決定のオバメヤンも続けるか

アーセナルのエースストライカーだったオバメヤン photo/Getty Images

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CLにも出場できる

リーグ・アンのマルセイユは、チェルシーからFWピエール・エメリク・オバメヤンを獲得したと発表した。英『Daily Mail』などによれば、契約期間は3年だという。

チェルシーでは昨季リーグ戦1ゴールに終わり、力を発揮できなかったオバメヤン。しかしマルセイユは昨季リーグ・アン3位に入ったためUEFAチャンピオンズリーグ予選3回戦から出場でき、まだ欧州の舞台でアピールするチャンスがある。

加えて、マルセイユには面白いデータがある。アーセナルで主力になれず放出された選手や、アーセナルを離れてから調子を落としたOBたちが、マルセイユで復活する傾向があるのだ。最たる例はDFウィリアム・サリバで、ローン移籍した21-22シーズンには年間若手選手賞を受賞するほどの活躍を見せ、その後アーセナルで主力となった。
チーム構想から外れて昨季ローン移籍したDFヌーノ・タヴァレスは、攻撃的なサイドハーフとして得点力が開花。昨季チーム2位となるリーグ6得点をマークした。また、MFマッテオ・グエンドウジもレギュラー格として昨季リーグ戦33試合に出場し、カタールW杯のフランス代表入りも果たした。

FWアレクシス・サンチェスはアーセナルを去ってからマンチェスター・ユナイテッド、インテルを渡り歩いたが、次第に出場機会を失っていった。しかし昨季はマルセイユで35試合に出場し14ゴールを記録。古巣アーセナルへ復帰するのではと言われたほどで、なぜかアーセナルを去った選手はマルセイユで復活・活躍する傾向がある。

面白いのは、やや問題児気質の選手が多いことで、今回移籍したオバメヤンもいわばこの系譜にあたる。南フランスの港町という開放的な気風が彼らに合っているのかもしれないが、オバメヤンもグエンドウジやサンチェスらに続き、マルセイユで復活を遂げることができるだろうか。

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