アーセナル守備の番人がセレソンに入れない? マガリャンイスでもデビュー出来ぬ超ハイレベルなCB争い

アーセナルの最終ラインを統率するマガリャンイス photo/Getty Images

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アーセナルでプレミアを制覇すれば……

アタッカーに注目が集まりがちだが、現在のブラジル代表はセンターバックにも多くの実力者を抱えている。

絶対的主力はパリ・サンジェルマンDFマルキーニョスとレアル・マドリードDFエデル・ミリトンだ。マルキーニョスは経験も豊富で、ミリトンはレアルでも主力を務める。どちらも世界トップクラスのセンターバックだ。

他にはユヴェントスのブレーメル、ローマのロジェール・イバニェス、さらにワールドカップ・カタール大会以降は代表でプレイしていないが、チェルシーのチアゴ・シウバも38歳ながらパフォーマンスに衰えは見られない。まだまだセレソンでもプレイできるはずだ。
こうした激しいポジション争いの影響もあり、未だブラジル代表デビューを飾っていないのがアーセナルDFガブリエウ・マガリャンイス(25)だ。

昨季はアーセナルでプレミアリーグ全38試合に出場するなど抜群のパフォーマンスを見せたが、まだマルキーニョスやミリトンを超えるのは厳しいだろうか。代表に招集された経験はあるが、いずれもベンチに座ったままだった。

『FUTBIN』によると、元ブラジル代表DFカフー氏は我慢が必要とアドバイスしている。

「いつかチャンスは来るはずだ。まだ実現していないが、落胆しないことだ。今のパフォーマンスを続け、アーセナルでプレミアリーグのタイトルを獲得すること。キャリアを続ければ、将来的にセレソン招集のチャンスはある」

やはりまずはクラブでアピールするしかない。アーセナルでプレミア制覇を実現できれば理想で、新シーズンはそのチャンスがある。マガリャンイスも実力はトップレベルだが、アーセナルでの活躍からセレソンの序列をひっくり返せるか。

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