U-21欧州選手権制覇の流れをリヴァプールへ 中盤に割って入りたいC・ジョーンズの挑戦

U-21欧州選手権制覇に貢献したジョーンズ photo/Getty Images

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中盤の層は決して厚くない

若い選手たちにとって、世代別代表は貴重なアピールの場だ。今夏に行われたU-21欧州選手権で最高の結果を手にしたのは、U-21イングランド代表MFカーティス・ジョーンズだ。

無失点優勝と圧倒的な強さを見せたイングランドには、リヴァプールよりジョーンズとMFハーヴェイ・エリオットが参加。両者ともリヴァプールのトップチームで活躍する実力者で、さすがにイングランドは世代別代表も面子が豪華だ。

しかもジョーンズは決勝のスペイン戦で決勝ゴールも記録し、準決勝と決勝でMOMに選ばれる大活躍だ。リヴァプールの中盤にはアレクシス・マクアリスターも加わり、新シーズンのレギュラー争いはさらに厳しいものとなる。そこに割って入りたいジョーンズにとっては良いアピールとなったのではないか。
英『Liverpool Echo』によると、ジョーンズも「僕は普段と異なる役割もこなしたけど、上手くプレイして準決勝と決勝ではMOMに選ばれた」と充実の夏を振り返る。

補強は進んでいるが、リヴァプールからはMFナビ・ケイタ、ジェイムズ・ミルナーら退団者も出ており、中盤の層は決して厚くない。若手にもチャンスはあるはずで、U-21欧州選手権の頂点を知ったエリオットとジョーンズにも期待がかかる。

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