2失点はオナナのせいじゃない デビュー戦で能力発揮した新守護神は「ユナイテッドに何をもたらすか示すのに十分」

今夏ユナイテッドに加入したオナナ photo/Getty Images

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スイーパー・キーパーとしての能力は文句なしか

マンチェスター・ユナイテッドは、プレシーズンのアメリカツアーでレアル・マドリードと対戦。0-2で敗戦を喫した。

この試合、今夏インテルから獲得したGKアンドレ・オナナが先発を果たした。開始6分にジュード・ベリンガム、終了間際の89分にホセルにゴールを破られ、デビュー戦はオナナとしては納得のいくものではなかったかもしれない。しかし英『Daily Mail』は、オナナのパフォーマンスにチーム内でメイソン・マウント、アレハンドロ・ガルナチョの「7」に次いで高い「6.5」の採点をつけ、今後に期待できるパフォーマンスだったと賛辞を贈った。

「オナナは、デビュー戦で失点した2ゴールについてはほとんど何もできなかったが、テン・ハーグの新たなNo.1として十分な力があることを示した」
「デビューから6分も経たないうちにベリンガムにやられ、ホセルの2点目はノーチャンスだった。しかし好セーブを数回見せ、足元のボールさばきでユナイテッドに何をもたらすか示すのに十分すぎる活躍をした」

昨季までゴールマウスを守っていたGKダビド・デ・ヘアは素晴らしいシュートストップを見せるが、テン・ハーグ監督が志向するポゼッションサッカーへの適性には疑問符がついていた。オナナはハーフタイム前にDFラファエル・ヴァランと並んでボール回しに参加するなど、スイーパー・キーパーとしての能力を初戦から見せていた。

新たな守護神に任命されたオナナ。ユナイテッドのサッカーはオナナの加入によって今季、完成を見るだろうか。

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