ゴディンが通算161試合、スアレスは137試合 ウルグアイ“伝説の世代”からの若返りは成功するか

長くウルグアイを支えてきたゴディンたち photo/Getty Images

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今の世代は特別すぎた

長くウルグアイ代表を引っ張ってきたDFディエゴ・ゴディンが現役を退くことになるようだ。

現在はアルゼンチンのベレス・サルスフィエルドでプレイするゴディンだが、やはり印象的なのはウルグアイ代表でのキャリアだ。2005年の代表デビューより、実に161試合に出場してきた。これはダントツで同国史上最多出場記録である。

ちなみに2位はFWルイス・スアレスで137試合、3位はFWエディンソン・カバーニで136試合、4位はGKフェルナンド・ムスレラで133試合、5位は2018年まで代表に入っていたDFマキシ・ペレイラで125試合、6位はDFマルティン・カセレスで116試合、7位は元代表FWディエゴ・フォルランで112試合と続いており、21世紀のウルグアイ代表を引っ張ってきたレジェンドたちがズラリと揃う。
ただ、さすがに世代交代の時を迎えた。スアレス、カバーニは今も現役で活躍しているが、両者ともピークは過ぎたと考えられる。

ウルグアイ代表の新監督には名将マルセロ・ビエルサが就任しているが、スペイン『as』はビエルサが大胆な世代交代へ動いてくると予想している。

元よりタレントは揃っており、レアル・マドリードMFフェデリコ・バルベルデ、リヴァプールFWダルウィン・ヌニェス、トッテナムMFロドリゴ・ベンタンクール、バルセロナDFロナルド・アラウホ、さらに今夏のU-20ワールドカップを制したチームよりMFファブリシオ・ディアス(20)、FWアンデルソン・ドゥアルテ(19)といった有望株にも期待がかかる。U-20世代も積極的にA代表へ呼んでテストしていくべきだろう。

同メディアもこの世代交代に注目しているが、前述の通りタレントは揃っている。フォルランやスアレス、ゴディンらの世代は2010年のワールドカップ・南アフリカ大会でベスト4に入る大健闘を見せたが、あの世代を超えるチームを作れるだろうか。ビエルサのチャレンジはなかなか興味深いものとなりそうだ。

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