アトレティコで“チョロ・タカ”が完成するとき? 守備だけじゃない魅惑のパスワーク

プレシーズンマッチではマンCを撃破したアトレティコ photo/Getty Images

ヴィツェルが語るアグレッシブな意識

ディエゴ・シメオネが指揮するアトレティコ・マドリードといえば、どうしても堅守のイメージがある。

それが過去の成功のベースになってきたのは確かだが、アトレティコは決して守りだけのチームではない。スペインのクラブらしく、細かくボールを繋ぐこともできるチームだ。

その意識は今季さらに強くなっているのかもしれない。スペイン『Mundo Deportivo』によると、MFアクセル・ヴィツェルは意識的に後方からボールを繋ぐように心がけていると語っており、プレシーズンにビルドアップの部分を磨いているようだ。

「以前に比べて、ボールを持った際は後ろから繋いでいきたいとの思いがある。これは少しばかり新しいことで、僕たちは日々改良を重ねている。ボールを持ったときはアグレッシブにプレイしたい」

アトレティコは7月にプレシーズンマッチでマンチェスター・シティと対戦し、2-1で勝利している。このゲームでも後方から繋ぐ意識は見られており、同メディアはそんなアトレティコのサッカーを『チョロ・タカ』と呼んでいる。これはティキ・タカのシメオネ版との意味だが、今季はそうしたアグレッシブなアトレティコが見られるかもしれない。

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