バイエルンの問題はストライカーだけじゃない? 指揮官トゥヘルは中盤の問題を指摘

バイエルンの指揮官トゥヘル photo/Getty Images

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ストライカーの獲得を目指すドイツ王者

バイエルン・ミュンヘンはナポリからDFキム・ミンジェ、ドルトムントからDFラファエル・ゲレイロを獲得している。

しかし、バイエルンの今夏のメインターゲットであるトッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインの獲得にはまだ至っていない。

ストライカー獲得がバイエルンの最優先事項であることは間違いないが、指揮官のトーマス・トゥヘルは中盤にも問題を抱えていることを、独『kicker』にて語っている。指揮官は、バイエルンの中盤として有力なジョシュア・キミッヒ、レオン・ゴレツカ、コンラッド・ライマー、ライアン・グラフェンベルフの4人を分析し、こう答えている。
「ライアンは非常に優れたドリブラーであり、レオンは非常にフィジカルが強い選手であり、コニーはどちらかというとボールハンターだ。ジョシュアはあらゆることをやりたがる戦略的なタイプで、基本的にはすべてを行うことができる」

4人の選手たちの特徴を分析した上で、指揮官は今のバイエルンには純粋な6番タイプの守備的MFがいない、と考えているようだ。

しかし、トゥヘルは6番タイプの選手がいないから試合に勝てないわけではない、ともコメントしており、「解決策を見つけるのが我々の仕事だ」とコメントしている。

ケインの獲得の方が優先度が高いと考えられるため、新たに6番タイプの選手を探すよりはトゥヘルが現有戦力で補う可能性が高いだろう。

昨シーズン、前人未到のリーグ11連覇を達成したが、チャンピオンズリーグ(CL)ではラウンド8で敗退してしまった。バイエルンは今シーズンのCL制覇に向け、市場が閉まるまでにどのような補強に動くのだろうか。

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