「まったくの予想外」「大会でもっとも致命的なフィニッシャー」 宮澤ひなたの5得点にFIFAもびっくり!

ノルウェー戦で3点目を決めた宮澤 photo/Getty Images

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得点王ランキング単独トップに

FIFA女子ワールドカップ・決勝ラウンド16でノルウェー女子代表を下し、ベスト8にコマを進めた日本女子代表=なでしこジャパン。いま注目を集めているのは、大会5得点目をマークしたMF宮澤ひなただ。

FIFAは公式サイトにて、「ありそうもなかったゴールデンブーツ候補」という記事を上梓し、宮澤の予想外の活躍に触れている。宮澤はノルウェー戦のゴールで、他国のエースストライカーたちを尻目に得点王ランキング単独トップに立ち、世界を驚かせている。

「FIFAが大会前にゴールデンブーツの有力候補を紹介したところ、アレックス・モーガン、ソフィア・スミス、レイチェル・デイリー、サム・カー(中略)といった大物選手が名を連ねた。調子、ケガ、選考のせいでリスト内の何人かの選手がチャンスを逸しているが、宮澤は大会全体はおろか、自国代表の得点王になることすら予想されていなかった」
「(彼女は)女子ワールドカップで、もっとも致命的なフィニッシャーの1人としての地位を築きつつある」

宮澤のここまでの活躍は、たとえWEリーグのファンであっても予想外だったはずだ。宮澤はマイナビ仙台の2シーズンで39試合に出場し、4ゴールを決めているが、W杯のわずかな期間中にそれを上回るゴールを決めてしまったのだ。まさにシンデレラガールである。

「日本代表のユース出身の選手として、またはクラブレベルでも宮澤の技術的な資質が疑問視されたことは一度もなかった。日本の2人のナンバー10のうちの1人として攻撃のスペースを得たいま、彼女はゴール前でどれだけ冷静になれるかを自分自身、チームメイト、そして世界に示している」

FIFA公式はこのように綴っている。新たなスター・宮澤の登場はまったくのサプライズといってよく、その注目度はうなぎ上りだ。

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