ムサ、ロフタス・チーク、ラインデルス…… トナーリ退団もミランの中盤はスクデットへ準備着々

アメリカ期待の若手ムサも加入 photo/Getty Images

中盤の層は確実に厚くなった

今夏の初めにMFサンドロ・トナーリを失ったときはどうなるかと思われたが、ミランはトナーリの売却益も活かしながらコツコツと補強に動いてきた。

トナーリが抜けた中盤にはチェルシーからルーベン・ロフタス・チーク、AZからタイアニ・ラインデルス、さらにバレンシアからアメリカ期待の若手MFユヌス・ムサを獲得。トナーリは抜けたが、イスマエル・ベナセル、ラデ・クルニッチ、トンマーゾ・ポペガらと合わせて層は厚くなった印象だ。プレシーズンマッチでもロフタス・チーク、ラインデルスの新戦力2名の印象は悪くない。

『CBS Sport』は新加入のムサについて、以前ミランに所属していたフランク・ケシエに近い働きができると期待をかける。ロフタス・チークもそうだが、馬力溢れるプレイで中盤からボールを運べる選手だ。

前線ではFWクリスティアン・プリシッチ、サミュエル・チュクウェゼ、ルカ・ロメロ、ノア・オカフォーを補強しており、充実の夏と言えよう。

あとは新戦力がセリエAの戦いにフィットするかどうかだが、現時点での期待は大きい。再びのスクデットへピースは揃いつつある。

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