リーグ・アン時代には8季連続二桁得点 川崎、“フィジカルモンスター”の電撃加入で目指すは悲願のアジア制覇か

日本でもゴミスの“お馴染み”のゴールパフォーマンスが見られる!? photo/Getty Images

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アル・ヒラルで2度のアジア制覇

川崎フロンターレは8日、元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスと契約することで合意に至ったと発表した。なお、来日後に選手登録手続きが完了次第、公式試合に出場可能となるという。

現在38歳のゴミスは、2004年にサンテティエンヌとプロ契約を結び、これまでリヨン(フランス)やスウォンジー(イングランド)、マルセイユ(フランス)、ガラタサライ(トルコ)といったクラブでプレイ。圧倒的なフィジカルとスピードを武器に、2006-07シーズンからリーグ・アンで8年連続二桁得点を記録するなど、ゴールを量産した。

2018年夏からは、3年半にわたってアル・ヒラル(サウジアラビア)で活躍。公式戦154試合に出場して116ゴールを記録しており、チームをアジア王者へと2度(2019年と2021年)導いた。2019年大会ではACLで得点王と最優秀選手にも輝いている。
昨季はガラタサライへ復帰し、リーグ戦23試合に出場している。途中出場も多く、計676分のプレイ時間ではあったが、それでも8ゴールを記録。先日、38歳の誕生日(8月6日生まれ)を迎えたが、まだまだ得点に関する嗅覚は健在だ。

そんなゴミスは川崎の公式サイトを通じて、以下のような意気込みを語っている。

「みなさん、こんにちは。バフェ・ゴミスです。川崎フロンターレファミリーの一員になることができて、とてもうれしく思っています。新しいファンやチームメイトに会えること、日本という素晴らしい国で新しい生活をスタートできることが待ち遠しいです。一緒にすばらしい時間を過ごせること、そして皆さんのためにたくさんのゴールを決めて、たくさんのタイトルを取れることを望んでいます。カワサキ デ アイマショウ!!」」

近年、数々の国内タイトルを獲得してきた川崎だが、アジアでは苦戦を強いられており、ACLの頂には手が届かないシーズンが続いている。タフな戦いを乗り越え、今季こそ悲願のアジア制覇を達成するためにも、ゴミスの電撃加入は大きいか。また、J1での逆転優勝へ向けて、このフィジカルモンスターの加入が起爆剤になるかもしれない。

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