ラムズデールは《アーセナル史上最高のGK》になる? すでにNo.3とまで絶賛されるその実力

アーセナルの守護神ラムズデール photo/Getty Images

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コミュニティ・シールドでもビッグセーブ連発

6日に行われたコミュニティ・シールドでPK戦の末マンチェスター・シティを撃破したアーセナル。このゲームでは同点弾を呼び込んだFWレアンドロ・トロサールの動きが話題を集めているが、必死に粘った守護神のことも忘れてはならない。

終盤にMFフィル・フォーデン、ロドリのシュートを見事にセーブし、PK戦ではロドリのキックを弾き出したGKアーロン・ラムズデールだ。ラムズデールのビッグセーブがなければ、アーセナルはシティに追加点を許して敗北していたはずだ。

評価も急上昇だ。英『GIVE ME SPORT』は「プレミア時代におけるアーセナルGKランキング」と題した特集を組んでいるが、ラムズデールはそこで3位に入っている。
トップ5の顔ぶれを見ると、5位はイェンス・レーマン、4位はヴォイチェフ・シュチェスニ、3位がラムズデール、2位はデイビッド・シーマン、そして1位はチェルシーでも活躍した名手ペトル・チェフだ。

ラムズデールはまだ若いGKではあるが、同メディアは「俊敏性、卓越したシュートストップ能力、若さ溢れるエネルギーと現代的なアプローチはアーセナルの先進的な哲学とマッチしていて、今のチームにとって理想的な人材だ。彼はピッチ上でのリーダーシップもあり、コミュニケーションスキルは年齢を超えた成熟度がある。ただ守るだけでなく、現代のゲームに不可欠な後方からの組み立てにも貢献している。今後数年間にわたって重要な役割を果たし、このランキングでNo.1にチャレンジできるGKだ」と評価する。

課題はタイトルだろう。今回はコミュニティ・シールドのタイトルをゲットしたが、やはりプレミアリーグのタイトルが欲しい。それに貢献したとなれば、ラムズデールは一気にプレミア時代におけるアーセナル史上最高のGKに躍り出るかもしれない。今季もそこを狙いたいところで、目指すは頂点だ。

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