市場価値は“2000万ユーロ”へ急上昇 ドイツ代表にも入った大型DFティアウがミランの柱になる日

ミランでプレイするティアウ photo/Getty Images

続きを見る

昨季途中にブレイク

近年のミランでは、若手DFが急成長するケースがいくつか起きている。主力になったフィカヨ・トモリ、ピエール・カルルがそうだ。2021年にチェルシーから加わったトモリは確かな実力者へと成長し、ほぼ無名だったカルルも今やチームに欠かせない。

その流れに続くのは、昨季途中にブレイクしたドイツ代表DFマリック・ティアウ(22)だ。

194cmのサイズを誇る大型センターバックのティアウは昨夏にシャルケから加入すると、今年の年明けから出番を増やした。この時期はミランが調子を落としており、指揮官ステファノ・ピオリが3バックを採用するなど試行錯誤していた。その中でティアウに出番が回ってくることになり、ティアウはそのチャンスを見事に活かしてみせたのだ。
チームにはベテランのシモン・ケアーもいるが、ティアウの評価は高い。加入当初は600万ユーロだった市場価値も2000万ユーロまで上昇しており、伊『Calciomercato』はミランでもかけがえのない存在になっていくと今季のティアウに期待をかけている。

ドイツ代表でも主力に定着する可能性があり、それだけのポテンシャルは備えている。ミランはシャルケから860万ユーロの移籍金でティアウを引き抜いているが、この判断は正解だったと言えそうだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ