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ヴィニシウスの《C・ロナウド化》はますます加速する ピッチ中央から目指すゴールゲッターへの進化|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

ヴィニシウスの《C・ロナウド化》はますます加速する ピッチ中央から目指すゴールゲッターへの進化

ヴィニシウスは新シーズンにどこまで数字を伸ばせるか photo/Getty Images

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スピード自慢のドリブラーから点取り屋へ

今夏にFWカリム・ベンゼマが退団したレアル・マドリードには、新たなゴールゲッターが必要となる。エスパニョールからFWホセルは獲得したが、ホセル1人でベンゼマの穴を埋めるのは困難だろう。

パリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペ獲得案もサポーターの関心を集めているが、既存戦力で注目したいのはFWヴィニシウス・ジュニオールだ。

レアルは今夏にMFジュード・ベリンガムを獲得しており、そのベリンガムをトップ下に据えた[4-3-1-2]が1つのオプションになっている。ここで2トップに入るのはヴィニシウス、ロドリゴ・ゴエス、前述したホセルらで、中でもスペイン『Tribuna』はヴィニシウスに注目する。
左ウイングからキャリアを始め、徐々にポジションを中央へ移して得点数を増やしていく。この流れはレアルでも活躍したFWクリスティアーノ・ロナウドと同じルートだ。同メディアは今季ヴィニシウスの『ロナウド化』が加速するのではと見ており、ヴィニシウスの得点量産に期待をかけている。

フラメンゴからレアルに合流した頃のヴィニシウスは、ドリブルを得意とするスピード自慢のアタッカーとの印象だったが、指揮官カルロ・アンチェロッティの指導もあって得点力が向上。昨季はシーズンで23ゴール、一昨季は22ゴールと着実に数字は上がっている。

ロナウドもマンチェスター・ユナイテッドでブレイクし始めた頃は、サイドから仕掛けることを好むドリブラーだった。そこから徐々にゴールゲッターへと姿を変え、センターフォワードでプレイする機会を増やしていった。

ヴィニシウスがシーズンに30、40ゴールを狙える選手へ覚醒すれば心強い。それは同じブラジル人FWロドリゴにも言えることだが、ベンゼマの穴埋めには彼らの成長が欠かせない。

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