ハフェルツはワールドクラスの選手か アーセナルが獲得したことに疑問を抱く者も「契約する必要のある選手ではなかった」

今夏アーセナルへ加入したハフェルツ photo/Getty Images

アーセナルで真価が問われる

カイ・ハフェルツをどう活かしてくるのか。これは今季のアーセナルで注目したいテーマの1つだ。

現在はFWガブリエウ・ジェズスが離脱していることもあり、最前線にハフェルツを配するプランが有力だ。ハフェルツはチェルシーでも偽9番の役割をこなしており、様々なポジションをこなせるユーティリティ性こそハフェルツの魅力だ。

ただ、ハフェルツの実力に疑問を抱く人物もいる。アーセナルとチェルシーの両方でプレイした元フランス代表DFウィリアム・ギャラス氏だ。同氏はハフェルツがチェルシーでも十分な成績を残していなかったと指摘し、アーセナルが獲得へ動いたことに疑問を抱いている。

「ハフェルツに関しては、アーセナルが今夏に契約する必要のある選手ではなかったと思う。チェルシーでの彼は安定していなかったからね。チェルシーではいくつか重要なゴールを決めたが、パフォーマンスは十分とは言えない。だからアーセナルが彼と契約した時は理解できなかったし、驚いたよ」(英『Daily Mail』より)。

昨季の場合はチェルシーが混乱状態にあったこともあり、ハフェルツも能力を発揮しづらかったところがあるだろう。ただ、レヴァークーゼン時代に比べると得点数が減少しているのは確かだ。アーセナルではそのあたりも厳しくチェックされることになるだろう。

果たしてハフェルツはワールドクラスのプレイヤーなのか。数字だけで判断することは出来ないが、得点数やアシスト数は1つの指標になる。どれだけ攻撃に違いをもたらせるのか、ハフェルツの真価が問われる1年だ。

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