新シーズンの開幕前からバイエルンに暗雲!? トゥヘル体制の戦績が悲惨

ライプツィヒに敗れ、肩を落とすバイエルンの選手たち photo/Getty Images

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勝率が5割を下回る

はたして、トーマス・トゥヘル体制2年目を迎えたバイエルン・ミュンヘンは、結果を残すことができるのか。

12日に行われたDFLスーパーカップで、ライプツィヒと対戦したバイエルン。キックオフ直後の3分にライプツィヒのダニ・オルモに先制点を決められると、同選手に44分と68分にも立て続けにゴールネットを揺らされ、ハットトリックを許してしまう。

攻めては、移籍が発表されたばかりの大物新戦力ハリー・ケインらを投入して反撃を試みたが、最後までライプツィヒの守備陣を崩し切ることができず。バイエルンは0-3の完敗を喫し、2023-24シーズンのスタートを勝利で飾ることはできなかった。
データサイト『Squawka』によると、今年3月にバイエルンの指揮官に就任したトゥヘルのここまでの公式戦の戦績が悲惨だという。同監督はこれまで公式戦13試合でチームの指揮を執っているのだが、戦績は6勝2分5敗。勝率が「46.15%」と、5割を下回っているのだ。

昨季はシーズン終盤戦での就任というともあり、ある程度結果が振るわなくても許されたかもしれない。トゥヘルが率いるバイエルンは、苦しみながらも最後はなんとかブンデスリーガ11連覇を成し遂げ、指揮官として最低限の仕事はやり遂げていた。

ただ、プレシーズンからチーム作りができた今季はそうはいかないだろう。リーグ戦の開幕前からやや暗雲が立ち込めているが、トゥヘルが今季、バイエルンでどのような結果を残すか注目が集まる。同クラブは19日に行われる開幕節でブレーメンと対戦予定となっている。

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