ラーション以降では“スコットランド最強” 絶賛の古橋は今季も止まらない「彼はイングランドTOP6の一員になれる」

セルティックでゴールを量産する古橋 photo/Getty Images

今季も2試合連続ゴールからスタート

今季もゴールラッシュだ。13日にスコティッシュ・プレミアシップ第2節でアバディーンと対戦したセルティックは、開幕節のロス・カウンティ戦に続いて日本代表FW古橋亨梧が得点を記録。対戦相手も昨季リーグ得点王の古橋を研究しているはずだが、今季も得点ペースは快調だ。

英『BBC』によると、かつてレンジャーズなどスコットランドでプレイしてきたロリー・ロイ氏は古橋をリーグ最高の選手と絶賛する。それも元セルティックFWヘンリク・ラーション以降では最高の選手との圧倒的評価だ。

「キョウゴがセルティックに加入した頃より、私は彼がいかに鋭く、クリエイティブな選手か話してきた。彼はエリア内でのシュートが他の選手に比べてスピーディーだ。ファーストタッチも良いし、フィニッシュのクオリティも高い。彼の動き出しも最高だしね。以前にも言ったが、彼はイングランドTOP6の一員になれると本気で思う。毎週プレイできるかどうかは分からないけどね。ただ、彼はとても聡明で優れた選手だ。個人的には、彼との長期契約こそセルティック最高のビジネスだと思う。彼はヘンリク・ラーション以来ではスコットランドリーグ最高の選手だと思うよ」

元スウェーデン代表のレジェンドFWであるラーションがセルティックでプレイしたのは、1997年から2004年までのことだ。通算227戦173ゴールと驚異的な成績をセルティックで記録しており、2004年にバルセロナへと移籍している。ロイ氏は、この2004年以降では古橋がリーグ最高の選手と見ているのだ。

次なる課題があるとすれば、チャンピオンズリーグだろう。今季より指揮官として戻ってきたブレンダン・ロジャースもそれは理解しているはずで、セルティックにとって国内タイトル獲得はマストだ。サポーターは欧州カップ戦での成績を求めている。

昨季は古橋もCLで得点を奪えず、あっさりとグループステージ敗退に終わってしまった。CLの舞台で得点を決めることができれば、古橋とセルティックの評価はもう一段上がることになるだろう。今季はその領域へチャレンジするシーズンだ。

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