はっきりいってチェルシーの方が強かった カイセドも獲得寸前で実は大きな差が!? 「我々の方が優れていた」

同点弾を喜ぶディサシ photo/Getty Images

続きを見る

リヴァプールは守備に問題か

プレミアリーグ開幕節最大のビッグカードであったチェルシー対リヴァプール。移籍市場で多くの選手を放出し、互いにチーム状況が見えない状態での試合であったため注目されたが、結果は1-1のドローに終わった。

ケガ人も重なったために、リヴァプールよりもチーム状態が混乱しているとみられていたチェルシー。ホームであったということはもちろんアドバンテージだったが、むしろ圧倒していたのはチェルシーのほうで、同点弾のアクセル・ディサシのほかにもベン・チルウェルや新加入のニコラス・ジャクソンが幾度もゴールを脅かしていた。

惜しくもVARで取り消された幻の勝ち越しゴールを見せたチルウェルは『sky sports』のインタビューに次のように答えている。
「昨シーズンはもっと悔しいドローが多かった。この試合も悔しいが、別の意味で悔しい試合だ。なぜなら我々のほうが優れていたからだ」

「僕らはチャンスを作って、その努力はよかったと思う。最後のゴールを決められなかった。後半にも点を取るべきだったから、その点については悔しく思う」

リヴァプールは同点弾のシーンではディサシへの対応がゆるく、また、大外からラインの裏を取ろうとするチルウェルの動きに対応しきれていないなど守備の課題が多いように感じられた。アンカー不在も影響していると思われるが、獲得間近と思われたMFモイセス・カイセドもチェルシーに取られそうになっている。

スコアこそドローだったが、すでに両チームにはそれ以上に大きな差があるのかもしれない。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ